レッドタートル ある島の物語
先日、ジブリ最新作の
”レッドタートル ある島の物語”
を見てきました。
この映画は劇中にセリフが一つもなく、登場人物も3人(正確には不明)しかいない映画。
今までのジブリとはまるっきりスタイルが違います。
ただ根本的なジブリのメッセージは変わってないと感じました。
なのでジブリの外側の部分が好きな人にはお勧めできないかも。
内側の部分が好きな人にはぜひおススメしたいです。
内容が外側(1):内側(9)という様な印象でした。
ストーリーは凄くシンプルで無人島に流れ着いた男が女と出会い、子を持ち、死ぬ。という話です。
本質以外を限りなく削った作品ですが、
削った分、はっきり見えてくるジブリの”自然と人の在り方への追及”。
そして”愛”。これに尽きると思います。
僕はこの映画を見終わるまで無意識レベルで以前のジブリ作品を期待していたのかもしれません。
映画が進むにつれて期待は薄くなっていきましたが、次の展開毎にファンタジー性のある流れを期待していました。
しかし、展開は初めから変わらずにシンプルで淡々と進んでいきました。
なので気持ちと脳のリンクが上手く働かずに100%楽しめなかった所が正直あります。
映画を何回も見ようと思う事はほとんどないのですが、この作品に関してはもう一度見たいです。
もっとクリアな気持ちとジブリという事を忘れて見る事が出来れば最高の作品だと思います。
近い内に一人で見に行こうかな♪